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運動嫌いのための「ながらストレッチ」。テレビを見ながら肩こり解消

「運動した方がいいのは分かっているけど、面倒くさい」「ジムに通う時間もお金もない」「そもそも運動が嫌い」そんな方におすすめなのが、「ながらストレッチ」です。テレビを見ながら、音楽を聴きながら、のんびりとストレッチをするだけで、肩こりや腰痛が楽になり、体も心もスッキリします。

特別な道具も、着替えも必要ありません。今着ている服のまま、リビングのソファやカーペットの上で、気軽に始められます。今回は、運動嫌いな方でも続けられる、簡単で効果的な「ながらストレッチ」をご紹介します。特に現代人の悩みの種である肩こり解消に焦点を当てて、楽しく続けられる方法をお伝えします。

目次

なぜ「ながら」がいいのか

ストレッチというと、「集中してやらなければ」と思いがちですが、実は「ながら」の方が続けやすいのです。好きなテレビ番組を見ている間なら、30分があっという間に過ぎます。その間にストレッチをすれば、楽しみながら体をほぐすことができます。

また、「ながら」だからこそ、力が抜けてリラックスできます。真剣にストレッチをしようとすると、かえって体に力が入ってしまうことがあります。テレビに意識が向いている時の方が、自然に体の力が抜けて、効果的なストレッチができるのです。

毎日の習慣にしやすいのも大きなメリットです。「夜8時からのドラマを見ながらストレッチ」と決めておけば、特別な時間を作る必要がありません。いつもの生活リズムの中に、自然にストレッチが組み込まれます。

さらに、家族と一緒にできるのも魅力です。一人だと続かないことも、家族でテレビを見ながら一緒にストレッチをすれば、楽しいコミュニケーションの時間になります。

肩こり解消の基本ストレッチ

では、具体的なストレッチ方法をご紹介します。どれもソファに座ったまま、またはカーペットに座ってできる簡単なものばかりです。

まず、首のストレッチから。右手を頭の左側に置き、ゆっくりと右に傾けます。左の首筋が気持ちよく伸びるのを感じながら、20秒キープ。反対側も同様に行います。テレビを見ながらでも、画面は見えるので問題ありません。

次に、肩回しです。両肩を耳に近づけるように上げて、後ろに大きく回します。5回回したら、前回しも5回。これだけで肩周りの血行が良くなります。CMの間にやるのにぴったりです。

肩甲骨のストレッチも効果的です。両手を体の前で組み、背中を丸めながら腕を前に押し出します。肩甲骨の間が広がるのを感じながら20秒キープ。次に、両手を後ろで組んで、胸を張りながら腕を後ろに引きます。これも20秒キープです。

腕のストレッチも忘れずに。右腕を体の前に伸ばし、左手で右肘を体に引き寄せます。二の腕から肩にかけて伸びを感じながら20秒。左腕も同様に行います。パソコン作業で疲れた腕には特に効果的です。

効果を高めるポイント

ストレッチの効果を高めるには、いくつかのポイントがあります。まず、呼吸を止めないこと。ストレッチ中は、ゆっくりと深い呼吸を続けましょう。息を吐きながら伸ばすと、より効果的です。

痛みを感じるほど伸ばす必要はありません。「気持ちいい」と感じる程度で十分です。無理をすると、かえって筋肉が緊張してしまいます。

毎日少しずつでも続けることが大切です。週に1回1時間やるより、毎日5分の方が効果があります。完璧を求めず、「今日は首だけ」という日があってもOKです。

部屋を暖かくしておくことも重要です。寒い部屋では筋肉が硬くなり、ストレッチの効果が下がります。特に冬は、暖房で部屋を温めてから始めましょう。

今日から始める3つの習慣

1. 今夜のテレビタイムに、首を左右に傾けるストレッチを1回ずつやってみる
2. スマホにリマインダーをセットして、毎日決まった時間に肩回しをする
3. 家族や同居人に「一緒にストレッチしよう」と声をかけてみる

「ながらストレッチ」は、運動嫌いな方のための最高の健康法です。特別な準備も、辛い努力も必要ありません。いつもの生活に、ちょっとした動きを加えるだけ。それだけで、肩こりが楽になり、体が軽くなっていきます。完璧を求めず、楽しみながら、今日から始めてみませんか?きっと1週間後には、体の変化を実感できるはずです。

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