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スマホ疲れから卒業。デジタルデトックスを無理なく始める3つの方法

現代人の生活に欠かせないスマートフォン。朝起きてから夜寝るまで、私たちは平均して1日4時間以上もスマホを見ているというデータがあります。便利な反面、気づけば一日中画面を見続けていることも少なくありません。

目の疲れや肩こり、睡眠の質の低下など、スマホの使いすぎによる不調を感じている方も多いのではないでしょうか。さらに、SNSで他人の生活と比較して落ち込んだり、通知に振り回されて集中力が続かなかったり、精神的な疲労も蓄積しています。

今回は、そんなスマホ疲れから解放され、デジタル機器と健康的な関係を築くための、無理なく始められるデジタルデトックスの方法を3つご紹介します。

目次

スマホを置く場所を決める

家に帰ったら、玄関や決まった場所にスマホを置くルールを作ってみましょう。「充電ステーション」を作るのがおすすめです。玄関の棚や、リビングの決まった場所に充電器を設置し、帰宅したらそこにスマホを置く習慣をつけます。

手の届かない場所に置くことで、無意識にスマホを触ってしまう習慣から距離を置くことができます。最初は不安に感じるかもしれません。「重要な連絡が来たらどうしよう」「何か見逃すかも」という気持ちになるでしょう。

しかし、本当に緊急の連絡なら、電話がかかってくるはずです。それ以外のメッセージやSNSの通知は、数時間後に確認しても問題ないことがほとんどです。慣れてくると、スマホから離れている時間の心地よさ、解放感を味わえるはずです。

また、寝室にスマホを持ち込まないことも重要です。ベッドサイドにスマホがあると、寝る前や起きた直後についつい見てしまいます。目覚まし時計は別に用意し、スマホは寝室の外に置くようにしましょう。

アナログタイムを作る

1日の中で、デジタル機器を一切使わない「アナログタイム」を設定してみましょう。例えば、夕食後の1時間はスマホを見ない時間と決めて、読書や家族との会話、趣味の時間に充ててみてください。

最初は30分からでも構いません。その時間は、スマホを別の部屋に置いて、視界に入らないようにすることがポイントです。代わりに何をするか、あらかじめ決めておくと良いでしょう。

読書、日記を書く、絵を描く、楽器を演奏する、料理をする、散歩をする、ストレッチをする、家族とボードゲームをする…選択肢は無限にあります。デジタル機器から離れることで、五感が研ぎ澄まされ、日常の小さな幸せに気づきやすくなります。

週末には、もう少し長い「デジタル断食」に挑戦してみるのも良いでしょう。土曜日の午前中だけ、日曜日の夕方だけなど、まとまった時間をデジタルフリーで過ごすことで、心身のリフレッシュ効果がより高まります。

通知を厳選する

スマホの通知設定を見直すことは、デジタルデトックスの第一歩です。すべてのアプリの通知をオンにしていると、ひっきりなしに画面を見ることになってしまいます。

まず、本当に必要な通知だけを残し、それ以外はオフにしてみましょう。電話、重要な人からのメッセージ、カレンダーのリマインダーなど、本当に即座に確認が必要なものだけに絞ります。

SNSの通知は特に要注意です。「いいね」やコメントの通知は、承認欲求を刺激し、何度もアプリを開く原因になります。これらの通知をオフにすることで、自分のペースでSNSと付き合えるようになります。

また、「おやすみモード」や「集中モード」を活用しましょう。仕事中、食事中、就寝前など、特定の時間帯は自動的に通知をオフにする設定ができます。最初は違和感があるかもしれませんが、集中力が増し、自分のペースで情報と向き合えるようになります。

今日から始めるアクションプラン

1. 帰宅後のスマホ置き場を決めて、今日から実践する
2. 夕食後の30分間を「アナログタイム」に設定する
3. スマホの通知設定を見直し、不要な通知を5つ以上オフにする
4. 寝る1時間前からスマホを見ない習慣をつける
5. 週末に2時間の「デジタル断食」を計画する

デジタルデトックスは、スマホを完全に手放すことではありません。適度な距離感を保ちながら、デジタル機器と上手に付き合っていくことが大切です。小さな一歩から始めて、自分にとって心地よいバランスを見つけていきましょう。スマホに支配されるのではなく、スマホを使いこなす。そんな新しい生活が、あなたを待っています。

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